こんにちは、ワタナベです。
今日はある2人の男性のお話をご紹介します。
10年前のある日、2人の大学生は就職活動を行っていました。彼らには共通点が多くありました。
どちらも若い男性で同じ大学、成績は中の上、みんなから慕われる感じの良い人柄でした。
それに両人とも就職活動をする学生のほとんどがそうであるように、しっかりと面接の準備をし、将来の夢を実現させるために必死に就職活動をしていました。
彼らには、現在でも多くの共通点がありました。どちらも結婚をし、2人の子供がいました。
そして蓋を開けてみればどちらもが、卒業後に同じ会社に就職し、今もその会社で働き続けていました。
ただし、異なる点が1つだけありました。
2人のうち1人は、その会社では部署のマネージャーをしていました。
もうひとりは会社の役員でした。
差が生まれた理由
この話を見て「なぜこのような差が、人生で生まれるのだろう?」そんなふうに思いませんでしたか?
生まれつきの知性や才能が要因とは限りません。
一方が成功したくて、もう一方はそうでなかったわけでもありません。
その違いは自分の強みが何かをよく知っていて、それをどのように活用するかを知っていただけの差なのです。
今日は
はてな
・強みを知ることで何を得られるのか?
・成功している人や周りと差をつけている人が読んでいるおすすめ本
について書いていきます。
強みを知ることで何を得られるのか?
日本の就職の面接では当たり前と言っていいほど自分の強み(長所や自己アピール)を聞かれます。
しかし、自分で自分の強みを見つけることって難しいですよね?
人に聞いても人によって違った答え返ってきたりして困ってしまうこともあります。
強みを見つけるために必読の本
強みを調べるには有名経営者や成功している人の多くが読んでいる【ストレングス・ファインダー】がおすすめです。
約40分で自分の強みを知ることができる
この本にはコードが付いており、そのコードをパソコンやスマートフォンの専用サイトに入力し、強みの診断をします。
コードは一回しか使えないため中古の本を買ってしまうと診断ができないので必ず新品を購入してください。
コードを入力後は177問の設問に答えていきます。数は多いかもしれませんが約40分程度で終わります。
診断をすると34の資質の中から自分の強みが5つわかります。
客観的に自分の強みがわかるので新たな自分の一面を知ることができます。
強み別に行動のアイデアも乗っていますので、参考にすると良いと思います。
強みは力なり
「努力は必ず報われる」僕もこの格言を信じていたことがあります。
しかし、年齢を重ねるにつれ努力ではどうにもならないことも多いことを実感し始めました。
しかし、この本を読んでわかったことがあります。
努力は自分の得意な方向に向けたほうが報われる確率が数段高くなると言うことです。
僕たちが努力をすることはたいてい苦手なことや弱みに向けられることが多いと思います。
例えば、学校の通信簿では苦手な部分に対してばかりコメントが書かれていたりしませんでしたか?
克服するためには膨大な時間と努力の投資が必要になります。
しかし、それでは圧倒的な成果を出すことはできません。
自分の強みに対して努力や時間を使うことで圧倒的な成果を上げることができます。
約2000円という対価を払えるか
【ストレングス・ファインダー】は一般的な自己啓発本に比べ500円程度高いです。
最近の出版業界は売ることが目標になっていて、良質な本が少なくなってきています。
自己啓発本もそのアオリを受けていて、たまたま成功した人の経験だけをもとに書かれている本も多く客観性が低いものも多い。
いわゆるサンプル数1の経験談なので論文だったら大問題です。
しかし、ストレングス・ファインダーは約40年の研究と調査によって作られたもので客観性が高いと言えます。
しかも、20カ国以上で翻訳され数多くの人や企業が活用してきた実績があるため信頼度も高い本と言えるでしょう。
強みを知ることは自分の本質を知ることです。
適当なテクニックやその場限りの対処法ではなく、一生の財産になるのでぜひ受けたことのない人は本を購入し強みを調べてみてください。